エッセンシャル思考にミニマリズムを学ぶ




こんにちは、ながねです。

年末年始で「エッセンシャル思考~最小の時間で成果を最大にする~」という本を読みました。

最初はエッセンシャル思考って何ぞやと思ったのですが、読み進めてみるととてもミニマリズムを感じる内容だったので紹介をしたいと思います。

 

やめるスキルを身につける

 

それ、本当にやりたいことですか…?

 

友達・同僚・上司・後輩など、人に何かを頼まれることは誰にでもあると思います。人に頼まれると、なんだか自分を頼りにしてくれている様で嬉しいですよね。「しょうがないなあ」って言ってやってあげたくなるもの分かります。

 

でも、それって自分のためになっていますか?

頼まれたことに埋もれてしまって、自分の時間を見失っていませんか?

頼まれることをやることで、失っている何かに気づけているだろうか?

 

特に優秀な人ほどこういう傾向になりやすく、そのことを「成功のパラドックス」と言います。

 

成功のパラドックス

第一段階:目標をしっかり見定め、成功へと一直線に進んでいく。

第二段階:成功した結果、「頼れる人」という評判を得る。「あの人に任せておけば大丈夫」と言われ、どんどん多様な仕事を振られる様になる。

第三段階:やることが増えすぎて時間とエネルギーがどんどん拡散されていく。疲れるばかりで全てが中途半端になる。

第四段階:本当にやるべきことができなくなる。成功したせいで、自分を成功に導いてくれた方向性を見失ってしまう。

引用:エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

 

また本書では、成功のパラドックスを抜け出す方法も書かれています。

それは「自分で選択すること」

そして、その明確な基準としての「90点ルール」

何かを始める時にそのことが自分にとって90点以上だったら「YES」それ以下であれば「NO」という。

 

「上司に言われたから」「頼まれたから」「みんながやっているから」という消極的な基準ではなく「まさに自分の求めていることだから」という基準で物事を選ぶことで、自分で選択できるようになりやめるスキルを身につけることができるようになるのです。

 

絶対にイエスと言い切れないなら、それはすなわちノーである。

引用:エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

 

ノーと言うことは、優秀な人の必須スキルだ。

引用:エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

 

目標を完全に明確にする

 

本書では、目標を完全に明確にするために本質目標を定めると記されています。

本質目標とは具体的でかつ魅力的・大きな意味があり測定可能な目標のことです。

 

本書で紹介されている本質目標には以下のものがあります。

「2012年までに、イギリスのあらゆる人がインターネットを使えるようにする」

「ニューオーリンズの下9地区に住む人のために、低価格で環境にやさしく、災害に強い家を150戸建設する」

引用:エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

 

このような本質目標に対して著者は以下のように述べています。

シンプルで、具体的で、魅力的で、測定可能な目標だ。誰もが明確に理解でき、方向性を間違えることなく行動できる。それさえ理解しておけば、誰かの言いなりになることもない。新人がリーダーに向かって「これは本質目標と無関係では?」と意見を述べることも可能だ。

引用:エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

 

また、漫画版では小学校の音楽発表会での目標として「やりたい楽器にチャレンジする」という目標をたて、生徒たちが楽しみながら積極的に練習に励む描写があります。

小学生でもわかりやすい本質目標を立てることで、迷いなく目標に進むことができるのです。

 

すぐれた本質目標であれば、周囲の協力を得やすくなる。普段からは考えられないレベルの力を発揮し、迷いなく目標に向かって進み続けることができる。

会社やチームや個人に必要なのは、具体的で魅力的、意味があって覚えやすい本質目標だ。

引用:エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

 

本書では、本質目標の作り方として2点紹介されています。

  1. 細かい言葉にこだわらない。(形よりも中身が大事)
  2. 達成基準を明確にする。(具体的でリアルな目標であると人の心を動かすことができる。)

 

明確な本質目標を作ることで、達成の行動が明確になる。そのために、目標が叶いやすくなります。

 

完璧主義をやめる

 

非エッセンシャル思考の人は、何でもがんばろうとしすぎる嫌いがある。多くを求めて努力すれば、それだけ結果がついてくると思っている。しかし残念ながら、それは間違いだ。現実には、欲張れば欲張るほど、動きが鈍くなってしまう。

エッセンシャル思考の人は、もっと現実的だ。何でもいっぺんにやろうとせず、小さな成功を積み重ねる。見た目だけ派手なプレイに酔いしれるのではなく、本当に大切なところで着実に点をとりに行くのだ。

引用:エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

これに関しては耳が痛い…。

何かを始めるときにどうしても大きな変化を求めて目標を立てがちだし、完成途中の作品を人に見せるのは恥ずかしいと思うところはあります。ただ、そうやってる時ってだいたい途中でくじけてしまうんですよね。

 

心理学の研究によると、人間のモチベーションに対してもっとも効果的なのは「前に進んでいる」という感覚である。小さくても前進しているという手応えがあれば、未来の成功を信じられる。そのまま進み続けようという力になる。

引用:エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

 

小学校の時は、プールに行った回数とか音読した回数とか何かの度にシールやスタンプをもらう宿題がありました。目標までの距離感が明確だったので、モチベーションの維持がしやすかった記憶があります。

つまり、そうやって小さな進歩を何度も何度も繰り返すことで、より大きな進歩につながって行くということです。

 

今に集中する

 

人は一度に一つのことにしか集中はできません。集中の対象を一つに決めることで、余計なことにエネルギーを奪われることなく目の前のことに全力で没頭できるのです。

そうすることで、心から楽しめるようになれるのです。

エッセンシャル思考の敵はマルチタスクではなく、焦点を複数に合わせようとすること、すなわちマルチフォーカスなのだ。

引用:エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

 

本書では、今この瞬間に集中するコツが紹介されています。

  1. 「今、何が重要か」を考える
  2. 未来を頭の中に抱えない
  3. 優先順位をつける

 

マルチフォーカスをやめ、優先順位をつけて「今、集中すべきこと」に集中する。

 

LINEやSNSなどで常に誰かと繋がっている現代ではなかなか難しい事かもしれません。だけど、携帯を気にせずに何かに集中していると生産性が上がることは確実です。

そうやって今に集中する事で、小さな成功を積み重ねることができると思います。

 

エッセンシャル思考にミニマリズムを学ぶ

 

ミニマリズムは物を減らすことではなくノイズを減らして目的に集中すること。

これはエッセンシャル思考と共通すると思いました。

 

  • 本当に自分がやりたいことだけイエスという。
  • 判断を減らすために目標を明確にする。
  • 目標を達成するために小さな成功を積み重ねる。
  • 今に集中することでエネルギーを拡散しない。

 

エッセンシャル思考を身につけることで、余計なノイズやエネルギーを減らし自分の目的に集中できるようになります。

つまり、ミニマリズムの本質を理解できるようになると思います。

そして、限られた資源である時間・お金・エネルギーを目的のためにふんだんに使うことができる。

充実した生活とか、洗練された生活とかってこういうことだと思うのです。

 

▼原作は様々な事象を元にエッセンシャル思考を説明しています。内容は盛りだくさんなので、じっくり理解したい人にオススメです。

 

▼漫画版は小学校の先生である主人公の生活の中でエッセンシャル思考を説明しています。実生活での取り入れ方がわかりやすいので、長い文章が得意じゃない人にもオススメです。

 









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青森県出身。複業ブロガー。 暮らしの事、ファッション、カメラが好きです。 新しいものが好き。のんびりと暮らしていきたい。